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3行でわかる要点
- FlexiSpot E7の脚にトラスコ製車輪とエアジャッキーを追加して掃除のたびに動かせるデスクに
- メインモニターはLG 38WP85C-Wの37.5インチ湾曲ウルトラワイド、支えるのはエルゴトロンLX
- チェアはオカムラ シルフィー、モニターライトはBenQ ScreenBar Halo系で手元の映り込みを抑える
電動昇降デスクの脚に、後から車輪を取り付ける。しかも持ち上げるのに「エアジャッキー」という空気式の道具まで使う。デスクツアーの冒頭でいきなり出てくるのが、この改造でした。
この構成を公開したのは、iPadブロガー兼ガジェット系YouTuber兼ECディレクターという肩書きを持つチャンネル「shota / 25歳の壁」の2024年版デスクツアー動画。ベースはFlexiSpot E7とDIY天板、その上にLGの37.5インチ湾曲ウルトラワイドをエルゴトロンLXで浮かせ、BenQ ScreenBar Halo、DELLのモバイルモニター、M1 Pro搭載のMacBook Pro 14、iPad Pro 11、iPad mini 6までが同居します。猫と暮らす部屋で、そのデスクは掃除のたびに動かせる。固定された作業台ではなく、動かせる作業台という発想でした。
昇降デスクを検討していて「重くて模様替えができなくなるのでは」と引っかかっている人ほど、気になる一台のはずです。この記事では動画に登場した主要パーツのうち、デスク・モニター・アーム・ライト・チェアの5点を取り上げます。
FlexiSpot E7は「動かせない」を車輪で解決できる
動画の土台になっているのがFlexiSpot E7。耐荷重に余裕のある2段階昇降の脚で、天板を自分で用意する人に選ばれやすいモデルです。shotaさんはここにトラスコ製の車輪を追加し、持ち上げには空気で膨らむエアジャッキーを使ったと紹介しています。
昇降デスクの弱点は、脚とモーターの重さ。組み上げたら最後、床掃除のときに動かせません。猫と暮らしていれば毛は必ず溜まりますし、ケーブルの這わせ直しも定期的に発生します。昇降デスクは「高さを変えられるか」より「床から離せるか」で後悔の量が変わる、というのがこの構成から読み取れる部分でした。
天板はDIY。既製品の天板に合わせるのではなく、部屋の寸法に合わせて板を選べるのが脚だけ購入の利点です。幅120から180まで選べるセットもあるので、DIYに踏み込まない場合はそちらから。
37.5インチ湾曲ウルトラワイドは27インチ2枚とどっちがいい?
ベゼルの継ぎ目が邪魔になる作業が多いなら、37.5インチ1枚が有利です。動画のメインモニターはLGの38WP85C-W。3840×1600の湾曲ウルトラワイドで、USB Type-C入力を備えています。
解像度より「横の連続性」が効く場面
3840×1600は、横に並べたときの情報量が持ち味。動画編集のタイムライン、長い表計算、コードとブラウザの並置。どれも真ん中に線が入らないほうが作業が速い類の仕事です。ECディレクターという職種柄、管理画面と資料を同時に開く場面が多いのだろうと想像できます。
Type-C一本でMacBookとつなぐ
MacBook Pro 14との接続で効いてくるのがType-C。映像と給電をまとめられるので、帰宅して座って一本挿すだけで作業状態に戻れます。デスクを動かす前提なら、ケーブル本数が少ないことは掃除のしやすさに直結。
LG 38WP85C-W モニター 37.5インチ
エルゴトロンLXで天板を空ける
大型モニターを載せるなら、アームは定番のエルゴトロン LX。3.2〜11.3kgに対応し、34インチクラスまでを想定したモデルです。38WP85C-Wのような湾曲ウルトラワイドを扱う場合は、スタンドを外した状態の重量を必ず確認してから選びたいところ。
アームの価値は高さ調整だけではありません。土台がなくなることで、天板の奥行きがまるごと使えるようになります。動画でもモニター下にモバイルモニターやiPadが入り込む余地が生まれていました。可動域が広いぶん、クランプ位置と天板の厚みの相性は事前確認を。27インチ以上を載せるモニターアームの選び分けも合わせて見ておくと判断が早まります。
モニターライトは普通のデスクライトと何が違う?
画面に光が映り込まない、これが最大の違いです。BenQ ScreenBar系はモニター上端に引っ掛けて手元だけを照らす構造で、湾曲ディスプレイにも対応するモデルが用意されています。
Halo 2は自動調光と色温度調節、無線リモコン、背面を照らすバックライトを搭載。夜に作業する時間が長い人ほど、画面と周囲の明暗差が減る恩恵を受けやすくなります。天板にスタンドを置かずに済むので、デスクを動かす運用とも相性が良い。
オカムラ シルフィーは長時間座る人の選択肢
動画の椅子はオカムラ シルフィーのエクストラハイバック、メッシュ仕様。可動ヘッドレストを選べる構成で、背もたれが背中のカーブに沿って動くバックカーブアジャストが特徴のモデルです。
高機能チェアは価格差が分かりやすく出る一方、体格との相性が結果を左右します。アジャストアームの高さ、座面の奥行き、ヘッドレストの有無。このあたりは可能ならショールームで座って決めたいところです。在宅で1日6時間以上座るなら、デスクより先に予算を回す価値があります。
5点をそろえる順番をどう決めるか
全部を一度に買う必要はありません。判断の軸は、座っている時間と画面を見ている時間のどちらが長いかです。
- 座位時間が長く腰に不安があるなら、チェア → デスク → モニターの順
- 画面の情報量で仕事の速度が決まるなら、モニター → アーム → ライトの順
動画では、この土台の上にモバイルモニター、iPad Pro 11とiPad mini 6、PITAKAのケース、VESAマウント、MagSafeスタンドといった小物が積み上がっていました。ただ、順番を間違えなければ小物は後からいくらでも足せます。先に決めるべきは、動かせる土台と、体を預ける場所。
猫と暮らしながらガジェットを並べる、という一見両立しにくい条件を、キャスターという地味な一手で解いている。デスク環境の完成度は、派手な機材ではなく掃除のしやすさに現れるのかもしれません。
よくある質問
FlexiSpot E7にキャスターを後付けしても問題ありませんか?
動画ではトラスコ製の車輪を追加し、持ち上げにエアジャッキーを使ったと紹介されています。メーカー純正の手順ではないため、脚部の構造と床材への荷重を確認したうえで自己責任での作業になります。
LG 38WP85C-Wはエルゴトロン LXで支えられますか?
エルゴトロン LXの対応重量は3.2〜11.3kgです。モニター側のスタンドを外した状態の重量とVESA規格を確認してから判断してください。
BenQ ScreenBar Halo 2は湾曲モニターでも使えますか?
製品仕様上、湾曲ディスプレイに対応しています。取り付け部がモニター上端の厚みに合うかは事前に確認しておくと安心です。
